韓国の国連分担金が来年は2.2%に増額される見通しだ。外交通商部が国会統一外交通商委員会に提出した国政監査資料で明らかになった。

 韓国が今年負担した国連分担金は、世界11位の3100万ドルで国連通常予算の1.7%を占めた。来年は国民総所得(GNI)の増加、ウォン高などの影響で2.2%程度に引き上げられる見通し。金額では4000万ドルに相当する。2007~2009年の各加盟国の分担率は、来月開かれる国連総会で決まる。

 一方、国連平和維持活動(PKO)予算の分担金も、来年には国連全体に対し1.7~2.0%に増えるとみられる。今年は1.4%の7200万ドル(世界12位)を拠出した。

 政府は昨年末基準でPKO分担金を含む1億3000万ドルの分担金を滞納しているが、2008年には処理する考えだ。

 今年の国連分担金は、米国が全体の22.0%を占め世界1位の負担国だった。次いで日本(19.4%)、ドイツ(8.6%)、英国(6.1%)、フランス(6.0%)、イタリア(4.8%)などの順。


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