先月、ソウル市民700人を対象に実施した「江南北の均衡発展」に関する意識調査によると、多くのソウル市民は、江南と江北の格差が深刻だと考えていた。ソウル市に対する国政監査資料で明らかになった。

 回答者の69.6%は江南と江北の格差が「深刻だ」と回答した。2004年の70.4%、2005年の75.5%と同程度で、依然として地域格差は解消されていないといえる。なかでも、中部圏では81.4%、江北圏では78.2%が「深刻だ」とみているのに対し、江南圏では54.6%が「深刻ではない」と答え、地域によって認識に差があることが浮き彫りになった。

 江北地域の発展が遅れている理由を尋ねたところ、「江南寄りの政策と支援」(34.3%)、「ソウル市の意志不足」(23.7%)、「インフラの不足」(18.1%)などが挙がった。格差を解消する方法としては、61.8%が「特別法の成立を通じた政府の積極的な支援」を挙げたが、35.8%は「現行法や制度内で支援すればよい」とした。


Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.
Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0