金さんは1957年に力道山に入門し、日本でプロレスラーとして活躍した。韓国でも熱狂的な人気を得ていた。1970年代後半に引退した後は日本で事業を起こすなどしていたがいずれも失敗し、長年のレスラー生活による後遺症と持病などから闘病生活を送っていた。金さんのファンだった乙支病院理事長の勧めで1994年1月に帰国し、10年以上にわたり同病院で治療を受けていた。
闘病生活を続ける中で、一次的に体力を回復した際には後進の養成や韓国でのプロレス再建などに意欲を見せるなど、精力的に活動していた。
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