開票の様子を見守る与党開かれたウリ党の金槿泰議長(左)と金ハンギル院内代表=25日、ソウル(聯合)
開票の様子を見守る与党開かれたウリ党の金槿泰議長(左)と金ハンギル院内代表=25日、ソウル(聯合)
25日に実施された国会議員や基礎団体(市・郡・自治区)首長らの再・補欠選挙は、与党の惨敗、無所属候補の躍進という結果に終わった。

 与党開かれたウリ党は、国会議員の補欠選挙2区を含む合計4区に候補を出しながら全敗した。5月の統一地方選挙と7月の再・補欠選挙に続く惨敗。2005年以降4回実施された再・補欠40選挙区で勝利がない。

 一方、4か所の基礎団体首長のうち慶尚南道の昌寧郡、全羅南道の和順郡と新安郡の3か所で、無所属候補がハンナラ党や民主党候補を破り当選を果たした。

 国会議員の補欠選挙では、仁川の南洞乙でハンナラ党の李原馥(イ・ウォンボク)候補が民主労働党候補を退け当選した。全羅南道の海南・珍島では民主党の蔡日炳(チェ・イルビョン)候補がウリ党候補を大差で破った。

 惨敗を喫したウリ党では政界改編論がさらに活発化する見通しで、金槿泰(キム・グンテ)議長体制の責任が問われることになりそうだ。ウリ党は26日午前に非常対策委員会会議を開き、指導体制の改編など党の進路について話し合う予定。

 中央選挙管理委員会によると、今回9区の選挙には全有権者70万9054人のうち24万1540人が投票に参加した。投票率は暫定集計で34.1%と、7月の再・補欠選挙の投票率よりも9.3ポイント高い。


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