財政経済部は25日、今年の経済成長率は当初の予想から大きくは外れず、5%成長を達成できるとの見方を示した。

 同部経済政策局の趙源東(チョ・ウォンドン)局長は、「第3四半期の国内総生産(GDP)伸び率が前期比0.9%、前年同期比4.6%にとどまったが、予想範囲内にある」と説明した。しかし、景気が減速するリスクは高まっていると分析した。第3四半期の民間消費の冷え込みは集中豪雨による被害などによるもので、予想した水準だという。

 今年のGDP成長率は、前年同期比で第1四半期が6.1%、第2四半期は5.3%、第3四半期は4.6%で、第3四半期までの平均は5.3%を若干上回っている。第4四半期の成長率が4.0%ならば年間5%成長は達成できる。趙局長は、「景気減速のリスクが以前より増したが、どの程度影響するかは判断できない」として10月の指標を参考に判断する考えを示した。ただ、10月の景気指標は秋夕(旧盆)連休などの影響で芳しくないとみている。


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