青瓦台(大統領府)は、統一部の李鍾ソク(イ・ジョンソク)長官と国防部の尹光雄(ユン・グァンウン)長官の辞意表明を機に、来月初め、政府外交安保チームの全面改編を断行する方針とされる。

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 盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は両長官の辞意を受理するようだ。また、次期国連事務総長に任命された外交通商部の潘基文(パン・ギムン)長官の後任に青瓦台の宋旻淳(ソン・ミンスン)統一外交安保政策室長が起用されれば、外交通商部、国防部、統一部の各長官と青瓦台安保室長という外交安保チームが全員交代することになる。さらに国家情報院の金昇圭(キム・スンギュ)院長も交代する可能性が高く、外交安保政策の最高位の枠組みである国家安全保障会議(NSC)の閣僚級出席者全員が代わることも予想される。

 これまでも外交安保チームの部分的な改編はあったが、全員が同時に交代すれば現政権では初めてのこと。北朝鮮の核実験とからみ今回の全面改編が今後、対北朝鮮包容政策など政府の外交安保政策の基調変化につながるか注目される。

 統一部長官の後任には、金夏中(キム・ハジュン)駐中大使、李鳳朝(イ・ボンジョ)統一部次官らの名が挙がっている。外交通商部長官候補には宋室長のほか、柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商部次官が、国防長官候補には安光チャン(アン・グァンチャン)非常企画委員長、金鍾煥(キム・ジョンファン)元合同参謀本部議長、権鎮鎬(クォン・ジンホ)元大統領秘書室国家安保補佐官らが考えられる。

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