全国9選挙区の358か所の投票所で、国会議員や基礎団体(市・郡・自治区)首長らを選ぶ再・補欠選挙の投票が25日午前6時に始まった。

 ▼国会議員は仁川の南洞乙と全羅南道の海南・珍島で、▼基礎団体首長は忠清南道忠州市、全羅南道の和順郡と新安郡、慶尚南道の昌寧郡で、▼広域(ソウル特別市・広域市・道)議会議員はソウル市衿川区、▼基礎議会議員は京畿道高陽市の一山東区と慶尚南道密陽市――の各選挙区で投票が実施される。投票は午後8時までで、午後10時30分ごろに大勢が判明する見通し。

 今回の選挙は小規模だが首都圏と忠清南道、全羅南道、慶尚南道と全国にかけ実施されることから、有権者の考えを推し量る機会になり、今後の政界改編の動きや各政党の内部構図にもある程度影響が及ぼすものと予想される。中央選挙管理委員会は30%前後の投票率を期待するが、北朝鮮の核問題などで有権者の関心は低く、過去最低の投票率を記録する可能性もある。

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