次期国連事務総長に選出された外交通商部の潘基文(パン・ギムン)長官は24日、ソウル市内のホテルで開かれた第61回「国連の日」記念行事で演説し、「国連の信頼を回復することが最優先課題にならなければならない」との考えを示した。

 潘長官は、多くの人が国連加盟国間、または加盟国と事務局間に信頼の危機が生じていると嘆いていると指摘した。また、国連事務局の改革課題について、韓国政府が過去3年間に社会の各領域に革新的な改革を導入した経験を活かし、在任期間に国連を21世紀の世界最高水準の機関として築き上げると強調した。

 一方、北朝鮮の核実験問題に関しては、国連安保理決議1718号を支持し、忠実に履行するとの方針を示した。


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