金浦空港に到着、車に乗り込む李健熙会長=23日、ソウル(聯合)
金浦空港に到着、車に乗り込む李健熙会長=23日、ソウル(聯合)
先月海外に出発したサムスングループの李健熙(イ・ゴンヒ)会長が23日夜、専用機で日本から金浦空港に到着した。約40日ぶりの帰国。

 サムスンエバーランド転換社債(CB)の不当贈与事件に関連し、李会長に対する国政監査の証人採択は見送られたが、検察による調査は残っている。比較的健康そうな様子で空港に現れた李会長は、エバーランドCB事件に対する検察の呼び出しにどのように対応するかを問われると、しばし沈黙した後、道理に従うとだけ短く答えた。検察に呼び出された場合には応じる考えを示したものとみられる。

 李会長はこの間、コリアソサエティが韓米間の相互理解と協力増進に寄与した人物に贈る「バン・フリート賞」授賞式のため米ニューヨークに滞在した後、米国のほかの都市や英国、ドバイ、日本などを回り、グループの事業を視察したり事業パートナーや知人、情報技術(IT)分野の専門家、学者らと会うなどして過ごしていた。

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.
Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0