文化観光部と与党開かれたウリ党の韓国映画発展特別委員会が23日、2011年に世界5大映画大国入りを実現させるための中長期計画を発表した。

 計画案には、▼韓国映画の多様性の確保▼韓国映画に対する安定した投資環境の構築▼映画関係者の福祉、専門人材の養成と映像技術の向上▼韓国映画の海外進出の拡大▼地域映像産業のバランスの取れた発展▼法律や税制などの制度改善――の6つが推進課題として盛り込まれた。

 2011年に国内の市場規模を3兆ウォン、世界シェア3%、海外輸出額3000億ウォンを達成させる方針だ。李美ギョン(イ・ミギョン)委員長は「国内市場の保護という消極的な政策から脱却し、映画の多様性を確保して世界市場の競争力を得るための積極的な政策をまとめた」と説明した。

 政府は、2007年~2008年に国庫支援2000億ウォン、映画館の入場料からの募金2000億ウォン、既存の映画振興金庫1055億ウォンなど総額5000億ウォンの映画発展基金を作り、映像関連施設の建設などに基金から3965億ウォン、国庫から810億ウォン、地方費から410億ウォン、その他1218億ウォンを加えた6403億ウォンの予算を投じる計画だ。また、違法ダウンロードを徹底して取り締まり、著作権や付加版権市場を保護する方針も示している。

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