農村振興庁は23日、日本産品種の「コシヒカリ」ブランドと表示して国内で販売されているコメ33商品に対し調査を行った結果、61.2%が偽物だったと発表した。

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 このうち、100%コシヒカリの商品は1つもなく、コシヒカリがまったく含まれていないものも5商品あった。他品種が50%以上ブレンドされているものが14商品、10%以上50%未満ブレンドされているものは10商品だった。残り4商品は一部国産米がブレンドされていた。

 農村振興庁は、国内消費者の日本品種に対する漠然とした嗜好性の高さを利用し、偽物のコシヒカリを高い価格で販売しているケースが多いと説明した。こうした詐欺販売行為の根絶に向け、コシヒカリ商品の生産業者に調査内容を通達し、商品を集中管理していく方針だ。最摘発された商品は名称を一般公開し、農林部、国立農産物品質管理院とともに告発措置を取る。

 農村振興庁関係者は、輸入米も市販される中で国産米産業の安定を維持するため、流通している商品に対する正確な情報を消費者に伝え、賢明な選択を呼びかけるとしている。

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