政府は22日に死去した崔圭夏(チェ・ギュハ)元大統領の葬儀を国民葬として執り行う方針を固めた。遺族らの意見を聞いたうえで23日の臨時閣議で最終決定する。

 国民葬は国や社会に功績を残した国民に対し、全国民の名の下に行うもので、大統領、大統領夫人、首相、国会議長などの経験者が死去した際に行われるのが慣例となっている。「国葬・国民葬に関する法律」では、国民葬の期間は7日以内と規定されており、葬儀費用の一部が国庫支援される。

 過去の例では、独立運動家の金九(キム・グ)や張勉(チャン・ミョン)元副大統領、朴正熙(パク・チョンヒ)大統領夫人の陸英修(ユク・ヨンス)さんらが国民葬、1983年にビルマ(現ミャンマー)の爆弾テロで死亡した閣僚ら17人は合同国民葬で葬儀が営まれた。また在職中に死亡した朴正熙元大統領は国葬、李承晩(イ・スンマン)初代大統領は家族葬が行われた。

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