政府が北朝鮮核実験の直後、京義線・東海線鉄道連結事業のため北朝鮮側区間で勤務していた韓国側人材を、事実上撤収させていたことが分かった。

 政府当局者は20日、北朝鮮が9日に核実験を発表した直後、北朝鮮側区域で両鉄道の駅舎工事を行っていた技術支援チームが撤収したと明らかにした。人数は10人前後とされる。これで北朝鮮側の鉄道駅舎新改築工事は事実上中断されたことになる。

 技術支援チームは7月のミサイル発射以降も週4日は北朝鮮側の現場に滞在し、作業を行っていた。今回の撤収は、核実験後に韓国政府が鉄道連結事業の追加進行を暫定的に留保としたため。ただ、韓国側関係者が現場の維持と保存、管理の面から、現在も週に1度は現場を訪れているという。

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