戦時作戦統制権の韓国単独行使時期をめぐる交渉の見通しについては、「今回のSCMでは、北朝鮮の核問題に対する後続措置が最重要課題」とし、作戦統制権よりも核実験に伴う朝鮮半島安保と北東アジア平和構造について主に論議することになると述べ、即答を避けた。
韓米は1978年に開催された第11回SCMから、米国の「核の傘」提供を共同声明に明記してきているが、今年は北朝鮮の核実験という新たな安保問題が発生したことから、韓国側は共同声明により具体的な内容を盛り込みたい考えだ。
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