中国の李肇星外交部長は4日、外交通商部の潘基文(パン・ギムン)長官との電話会談で、北朝鮮の核実験宣言に関連し、北朝鮮に対する説得の努力を続けていく意向を示した。外交通商部が明らかにした。

 20分間にわたる通話を通じ、両外相は今後の対策方向を協議した。潘長官は、北朝鮮の核実験防止に向けた中国など関連国の積極的な役割の重要性を強調、これに対し李外交部長がこうした立場を述べたもの。双方は、北朝鮮の核実験宣言は朝鮮半島の非核化努力に逆行するもので、北朝鮮の核実験は許すことのできないものだとの意見を同じくするとともに、深刻な懸念と遺憾を表明した。また、関連国との緊密な協力の下、核実験防止と6カ国協議を通じた核問題の平和的解決に向けた努力を継続していくことで合意した。

 潘長官はこの後、米ライス国務長官、日本の麻生太郎外相、ロシアなどとも電話会談を行う予定だ。

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0