国会環境労働委員会の李敬在議員は4日、環境部から提出を受けた国政監査資料を分析した結果として、昨年に発生した生ごみは1日平均1万3028トンに達したと明らかにした。前年に比べ14%の増加で、残飯を減らす政策を進めているにもかかわらず、生ごみの量は増えている。

 1人当たりで換算すると、1日270グラムとなり、前年の240グラムから増加している。地域別では大邱が350グラムで最も多く、ソウルが320グラム、光州が310グラム、済州が290グラムなどとなった。前年比で生ごみ発生量が減少したのは16の広域自治体のうち済州道、忠清南道、江原道の3か所にとどまり、残りはすべて増加していた。

 李議員は「通常の食料摂取量に照らし合わせると、3食のうち1食を捨てていることになる」とし、生ごみによる経済的損失は自動車輸出額に匹敵する年間15兆ウォンに達すると指摘している。

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0