北朝鮮が投資の活性化に向け外国企業と共同で国際投資機関を創設した。
 朝鮮中央通信が29日に報じたところによると、朝鮮対外経済協力推進委員会とテプン国際投資代表団間で先ごろ会議が開かれ、結果対外経済協力推進委員会や世界各国の投資家を網羅する「テプン国際投資グループ」が設立された。平壌に事務所を開設し、希望する投資家や国際金融機関と協力して投資の誘致・実現に向け実務的な事業を行うという。ただ、テプン国際投資代表団がどのような企業なのか、テプン国際投資グループが具体的にどのような役割をするのかについては具体的に明らかにしなかった。

 昨年6月に朴在圭(パク・ジェギュ)元統一部長官が、大韓商工会議所の懇談会で「北朝鮮が開城工業団地の隣に香港資本で第2の工業団地を構想しているようだ。その推進主催がテプン合営グループと聞いている」と言及していることから、今回のテプン国際投資グループ創設が工業団地造成事業と関連性があるかに注目される。

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.
Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0