製造業のBSIは3月の91から毎月下落を続け、8月には72と、2004年12月以来20か月ぶりの低水準を示していた。これで6か月ぶりに上昇に転じたことになる。BSIは100を上回ると景気が「改善する」と回答した企業が「悪化する」と回答した企業より多く、100を下回るとその反対を意味する。
部門別では、大企業が77から90に13ポイント、中小企業も69から80に11ポイント上げた。輸出企業は83から89に、非出企業も66から81と、それぞれ伸ばしている。
韓国銀行関係者は、先ごろ原油価格が10%以上下落し半導体価格が上昇したのを受け、業況にも影響を及ぼしたものと分析した。自動車メーカーのストが8月に終わったことも1つの要因だとしている。
10月のBSI見通しは90と、6ポイント上昇した。非製造業のBSIも80と、前月に比べ7ポイント上昇、10月の見通しも前月より5ポイント上げ84となった。
調査対象となった企業が感じる経営上の問題点としては、国内消費の不振が19.7%で最も多く、次いで原材料価格の上昇が18.7%、為替レートの下落が13.1%、競争激化が10.5%、不確実な経済状況が8.3%などが続いた。
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