仁川空港の第2段階建設事業である搭乗ターミナルの上棟式が28日午後に行われた。建設交通部の秋秉直(チュ・ビョンジク)長官をはじめ、国会建設交通委員会や仁川市、航空会社関係者らが出席した。

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 仁川国際空港公社は2004年6月、4兆7032億ウォンを投じ新しい搭乗ターミナルと滑走路、貨物ターミナルを着工し、進捗(しんちょく)率は現在55%に達している。新たな搭乗ターミナルは、長さ918メートル、高さ34メートルで、地下2階地上5階建て、延べ16万6000平方メートル規模の大型ビル。出入国の手続きや通関を除くと、従来の旅客ターミナルと同じ役割を担当する。最大で飛行機30機が駐機できることから、仁川空港の年間旅客処理能力が現在の3000万人から4400万人に増える。

 搭乗ターミナルを含む第2段階建設事業は、年平均7%台の伸びを示す仁川空港の航空需要と2008年8月の北京五輪による特別需要に備え、2008年6月に完工する予定だ。2013年まで年間41万回の航空便運航、4400万人の旅客、450トンの貨物処理を目標に掲げている。

 仁川国際空港公社の李在熙(イ・ジェヒ)社長は、「事業が完了すれば、仁川空港の旅客・貨物受け入れ能力が大幅に向上され、北東アジアのハブ空港としての地位を確立できる」と述べた。


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