線路容量不足に対応するため、京釜高速鉄道(KTX)に2階建て列車を導入する計画が進められている。建設交通部関係者が明らかにした。

 ソウル~始興間の17.6キロメートル区間は在来線の列車とKTXが線路を共用しているため、1日にさばける列車の本数はすでにほぼ限界に達しており、列車の増発が困難となっている。線路の数を増やすことも考えられたが、用地確保や環境問題、工事期間が長期にわたるなどの問題がある。このため切り札として旅客定員の多い2階建て車両の導入を進めるもの。2階建て車両は技術的な問題も少なく、京釜線では既存の施設そのままで導入が可能だという。建設交通部はすでに導入に向けた研究を進めており、来年中に具体的な運営方法をまとめ本格的な事業推進を進めるとしている。


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