業種別では、繊維製品など一部業種は前年同月より生産が減少したが、半導体(30.7%)、その他の運送装備(25.7%)、自動車(7.1%)などほとんどの業種で前年同月より生産が増えた。国内販売向け出荷は前年同月比2.9%、輸出向け出荷は16.6%改善された。業態別の販売では、百貨店が前月より5.6%増えたが、前年同期比では2.5%減となった。大型スーパーは前月比3.9%増、前年同月比12.7%増となったが、無店舗販売は前月比では変わらず、前年同月比16.6%増だった。その他の小売店は、前月比3.7%、前年同月比1.2%増だった。設備投資は前年同月に比べ11.7%増え、昨年12月以来初めて2けたの伸びを回復しており、国内機械受注は公共発注が減少したにもかかわらず民間発注が増え、前年同月比6.5%増となった。建設既成は公共や民間部門の実績が増えたため前年同月比2.8%増、建設受注は前年同月比14.9%増となった。
統計庁のチェ・イングン経済統計局長は、「輸出の好調で、生産が大幅に増えた」としながらも、景気は安定しておらず、成長が全体的に鈍化しているのは事実だが下落基調に突入したかどうかは当面見極める必要があるとの見方を示した。
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