北朝鮮の崔守憲(チェ・スホン)外務次官は26日、国連総会での演説を通じ、6カ国協議の再開を拒否した。AP通信が報じた。崔次官は、昨年9月19日の6カ国協議共同声明発表直後から行われている米国の金融制裁が、北朝鮮に対し「交渉を続けていく価値がない」ことを確信させたと主張した。何の根拠もない制裁のもと北朝鮮が自らの核放棄を論じる場に参加することは常識から外れていると批判、「ごくわずかな譲歩も容認はできないというのが原則」と強調した。

 また崔次官は、国連安保理常任理事国入りに向け努力する日本を非難したほか、安保理に対しても「無責任で不公正」と指摘し、代表性がないと主張した。

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