青瓦台(大統領府)当局者は26日、日本の安倍内閣発足後の韓日首脳会談開催の可能性について「新首相が就任した後、日本側がどのような動きを見せるかにかかっている。状況を見てわれわれの立場を決める」と説明し、日本から動きがあるまでは現在の姿勢を維持する考えを示した。会見で記者の質問に答えたもの。

 韓日首脳会談開催の条件があるかとの問いに対しては、ガイドラインを提示すれば日本側に要求することになるとした上で、日本が状況を十分把握しているだけに日本側が自ら行動すべきと答えた。安倍晋三新首相が靖国神社参拝を強行しなければ首脳会談が可能かとの質問には、ここでは具体的な条件について細かく整理しないと述べ返答を避けたが、日本政府の言葉より行動に重視していることを強調した。

 韓日首脳会談の開催に向けた外交ラインの協議に関しては、非公式で協議していることはなく、外交実務関係者らが互いに意見を交わすことは可能だが、それを公式な見解としてみなすものではないと話した。

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2006(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0