斗山重工業は26日、単一規模としては世界最大となるサウジアラビア淡水プラント用の淡水蒸発機1号基を完成させ、このほど出荷したと明らかにした。

 シュアイバ淡水プラントに供給する予定の蒸発機12基のうち初出荷。幅27.5メートル、高さ12.8メートル、長さ114メートルで、全重量は3440トンに達する。1基当たりの造水量は16.2MIGD。同社が独自開発した「ワンモジュール工法」の適用と工程短縮を通じ、世界最短の4か月で製作から検査までの過程を終えた。昌原工場から完成品として出荷された同淡水蒸発機は25日かけて海上運送され、10月中旬に現地に到着する。

 シュアイバ淡水プラント用の蒸発機12基がすべて完成すれば造水量は194MIGDに上り、1日300万人が同時に使用できる世界最大規模の淡水プラントが誕生することになる。

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