与党開かれたウリ党の金槿泰(キム・グンテ)議長は25日、大統領選候補者の決定に向けた国民参加型の予備選挙について「われわれは既得権を行使せず、国民の気に入る候補者を選出する」との考えを示した。江原道春川市内のホテルで開かれた党の研修会で述べたもの。

 金議長はまた、5月の地方選挙後から切迫した危機はなくなったが構造的な危機は克服できておらず、逆に政権交代に追い込まれる危険があると指摘。政権再創出を実現したという安易で横柄な考えを捨て、既得権に縛られていないか反省する必要があると強調した。

 一方、政界改編問題に関しては、12月初めに通常国会が終了するが、そのころにハンナラ党が守旧保守大連合を発足させるならば、われわれは平和を望み民主主義のため努力したすべての勢力と手を取り真っ向から対抗すると述べた。


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