同消息筋によると、ターナー氏は30日に日本・大阪から平壌に発ち11月1日まで滞在した後、韓国に入る。訪問目的は、南アフリカ共和国の平和公園事業現場に南北代表団を派遣するよう両国に要請するためとされる。また、昨年ターナー財団が支援した北朝鮮の自然生態保護プロジェクト現場を訪れ、事業を点検する。ターナー氏と両首脳の会談が実現すれば、北朝鮮の核・ミサイル発射問題で南北関係が冷え込む中、南北首脳の間接対話の契機となる。金総書記がターナー氏を通じ、盧大統領にどのようなメッセージを伝えるか関心が集まっている。
ターナー氏は早くから自然生態保全に関心を寄せ1990年にターナー財団を設立、絶滅の恐れのある動植物の保護運動を保護運動を展開している。昨年8月にもグレッグ元大使や米下院議員らとともに南北同時訪問を行っており、非武装地帯(DMZ)の平和利用、地雷除去や自然生態の保護などについて意見交換している。
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