現代峨山が北朝鮮側に支払っている金剛山観光の対価が昨年5月以降2回にわたり引き上げられていることが分かった。統一部が国会に提出した国政監査資料から明らかになったもの。7月1日から北朝鮮側に支払う額は、日帰りコースの場合従来の1人当たり15ドルから30ドルに、1泊2日コースは35ドルから48ドルに、2泊3日コースは70ドルから80ドルにそれぞれ引き上げられた。昨年5月までは日帰りコースが10ドル、1泊2日コースが25ドル、2泊3日コースが50ドルだった。日帰りコースの場合2回にわたり200%が引き上げられたことになる。
　統一部関係者によると、金剛山観光の対価として1998年に現代峨山が北朝鮮に6年3か月間にわたり9億4200万ドルを支払うことで合意していたが、5億ウォン程度の未払いが発生しており、これを考慮して引き上げられたものだと説明している。

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