国連総会出席のためニューヨークを訪れている外交通商部の潘基文(パン・ギムン)長官は22日、日本で新たに発足する政権に対し、歴史問題により韓日間に形成された対立関係を解消することを希望するとの考えを示した。ロイター通信が伝えたもの。潘長官は同通信とのインタビューで、自民党新総裁に選ばれた安倍晋三氏が過去の歴史的遺物を真摯(しんし)に検討し、両国関係を発展させる方向で現実的なアプローチを模索することを望むと述べた。また、日本政府が慎重な姿勢を見せるなら、韓国も相応する措置を取るとの意向を示すとともに、両国関係をより未来志向的な関係に改善する用意があると強調した。

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