科学技術部は21日、来年から2016年までに生命工学の研究開発(R&D)やインフラ造成に合計19兆1557億ウォンを投じ、生命工学分野で世界7位入りを目指す計画を発表した。25日に産業資源部や保健福祉部、農林部など関係官庁を交えた公聴会を開催する予定だ。
 今回まとめた生命工学基本計画は、年末に終了する基本計画(1994年~2006年)に続くもの。「生命中心社会」や「豊富なバイオ経済の具現」を目標に掲げ、▼国家生命工学育成推進体系の革新▼研究開発一流化の基盤拡充▼バイオ産業の革新加速化とグローバル化▼生命倫理と文化インフラの拡充――の4つの戦略を盛り込む。具体的には、科学技術予算に対する生命工学の割合を今年の11.0%から2016年には先進国水準の18.5%まで高める一方、生命工学分野の国家政策総合調整に向けた審議機関「生命工学総合政策審議会」の機能も活性化させる。内訳はR&Dが14兆8841億ウォン、インフラに4兆2716億ウォン。

 科学技術部は、公聴会で挙がった意見を基に計画案を修正・補完し、関係官庁の合意を経て10月末ごろ生命工学総合政策審議会に提出するとしている。

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