朝鮮通信使文化事業会が主催する「韓日文化交流祭り」が21日、釜山で開幕した。竜頭山公園や光復路を中心に23日まで多彩なイベントが行われる。

 竜頭山公園内の「縁故地広場」では、朝鮮通信使らが立ち寄った忠州・安東・義城・慶州・密陽や日本の対馬・下関・静岡・箱根・東京などの観光地と特産物が紹介されるほか、両国のさまざまな料理や伝統の遊びなどが体験できる。また、特別展示室では釜山市と下関市の姉妹都市提携30周年を記念し、両都市の文化や観光地、祭り、産業現場の写真が展示され、初日には記念公演も開催される。

 22日午後7時からは東区凡一洞で、日本に渡る朝鮮通信使の無事を祈願した「海神祭」が再現される予定だ。「朝鮮通信使の日」の23日には、午後3時から竜頭山公園と光復路一帯で行列の再現が行われ、午後7時からはコモドホテルで「餞別(せんべつ)の宴」が開かれる。

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