18日にインド工場を訪れ、現地従業員を激励した鄭夢九会長(右端)=18日、ソウル(聯合)
18日にインド工場を訪れ、現地従業員を激励した鄭夢九会長(右端)=18日、ソウル(聯合)
インドを訪問している現代自動車グループの鄭夢九(チョン・モング)会長がインドのシン首相と会談し、現代自動車の投資拡大策と部品メーカーの進出計画などについて説明するとともに支援と協力を要請した。同社が20日に明らかにした。

 鄭会長は特に、現在建設が進む年産30万台規模の第2工場に加え、エンジンや変速機工場、研究開発(R&D)センターを建設する意向を正式に伝えた。こうした大規模投資を通じインドの経済発展に貢献し、地域社会で尊敬される企業になるため努力するともした。鄭会長は系列会社のロテムが供給した電動車240両がデリーで運行されていることに満足感を示し、デリー地下鉄の第2期事業でも電動車400両を供給できるようインド政府に協力を呼びかけた。

 これに対しシン首相は、自動車産業を次世代主力産業に育成するため多大な努力を傾けていると前置いてから、「現代自動車の投資でインドの自動車産業の水準が向上し、関連産業も発展することを期待する」と述べた。

 現代自動車は中国、米国、欧州工場と並びインド市場をグローバル生産体制の4大中心軸に育成、本格的にグローバル競争に備える計画だという。

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