外交通商部は18日、経済協力開発機構(OECD)のグリア事務総長が19~24日に訪韓し、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と韓国・OECD関係の強化策を話し合うと明らかにした。

 グリア事務総長は特に、韓国政府に対しOECD開発援助委員会への関心を求めるものとみられる。韓国は同委員会にまだ加盟していない。外交通商部当局者は「開発援助委員会への加盟は、韓国の国際的な存在を高め、自由市場経済と民主主義の拡大などグローバルガバナンス形成に主導的に参加する機会を広げるもの」と述べた。政府は中長期的な計画を立て、2010年までに加盟できるよう関連制度などを整備しているという。

 グリア事務総長は、外交通商部と対外経済政策研究院が21~22日に共同主催するOECD加盟10周年記念会議に出席し、基調演説する予定だ。

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