ウリ党の禹相虎(ウ・サンホ)報道官によると、バーシュボウ大使は「米国の制裁の帽子をかぶっては協議に出ない」という北朝鮮の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長の発言を取り上げ、北朝鮮が6カ国協議に復帰する意思がないのではないかと懸念を示した。また、北朝鮮が核実験やミサイル発射などまた別の行動を取るならば状況はさらに悪化するとして、警戒する様子を見せたという。
採択から1年を迎える6カ国協議の共同宣言については、包括的なアプローチを可能にするあらゆる内容を盛り込んでいると述べた。また、朝鮮半島平和条約の締結や北朝鮮との外交関係正常化、北朝鮮の経済構造調整・開発などの事案を推進したいが、北朝鮮が核を放棄する場合にのみ可能だとした。
先週開催された韓米首脳会談に関しては、韓米同盟にとって非常に重要な機会で、ブッシュ米大統領は米国が朝鮮半島安保を固く支持することを明らかにしたほか、韓米自由貿易協定(FTA)やビザ免税などを通じ両国間の同盟関係を強化する方策についても言及したと説明した。
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