デビッド・アッシャー前米国務省上級顧問(東アジア担当)は14日、米議会の米中経済安保再点検委員会(UCESRC)主催の聴聞会に出席し、北朝鮮には「現状を変化させるという固い決意の下で多国・両国・一方的外交や圧迫を多角的に進める『冷戦式』圧迫を加えるのが効果的」との考えを示した。

 アッシャー前上級顧問は、6カ国協議が約1年にわたり再開されずにいる状況の中、米国の戦略を検討し直す必要があると指摘、「北朝鮮に対内外的に圧迫を加え自ら方向を変更せざるを得ないことを悟らせたとき、6カ国協議が有益になる」と強調した。

 また、6カ国協議主催国の中国に対し、国連安全保障理事会の対北朝鮮決議案に基づき北朝鮮の違法活動に対処するため、より意味ある措置を講じるよう訴える必要があると指摘した。

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