学習塾や映画館、インターネットカフェなど多くの人が利用する施設の室内空気が、ホルムアルデヒドや二酸化窒素、粒子状物質などに汚染されていることがわかった。環境部が昨年3月から1年間にわたり、現行の室内空気質管理法の適用対象にならない8施設群の424施設を対象に行った調査で明らかになった。

 それによると、総揮発性有機化合物の基準値(1立方メートル当たり500マイクログラム)を超過したのは6~26%、二酸化炭素の基準値(1000ppm)を超過したのは6~30%、粒子状物質の基準値(1立方メートル当たり150マイクログラム)を超過したのは4~30%に達していた。特に調理施設が多い飲食店の30%は、二酸化窒素の基準値(0.05ppm)を超えていた。施設利用時間や年齢などを考慮した危険度はほとんどが許容水準だった。

 政府は調査対象となった映画館と学習塾など多くの人が利用する大規模施設も現行の室内空気質管理法の規制適用対象に含めることを検討している。

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