14日に予定されている盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領とブッシュ米大統領の韓米首脳会談では、韓米自由貿易協定(FTA)が主要議題のひとつになる見通しだ。また、盧大統領に随行する外交通商部の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)通商交渉本部長と米通商代表部(USTR)のシュワブ代表の間でも韓米FTA会談が開かれる。韓米FTA交渉のカトラー米首席代表が11日に明らかにした。

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 カトラー首席代表は電話会見で、先ごろシアトルで行われた韓米FTA第3回交渉の結果について「実質的な交渉が始まる段階で挑戦的な1週間になると予想していたが、その通りになった。しかし、意見の違いを埋める案を模索する戦略を取ることになった」と話した。来月23日にソウルで開かれる第4回交渉を前に、両国の交渉団が直接顔を合わせるか、またはテレビ会議を開き、意見の相違を事前に調整する方針だ。

 第3回交渉の分野別評価では「韓国側の農業分野に関する提案に失望した」と前置きし、米国は韓国の農業のセンシティブ性を認知しているが、包括的なFTAを締結する必要性も心得ていると述べた。自動車や医薬品分野についても、それぞれ「良好な議論」「専門的な議論」があったとする一方で、突破口が開けたわけではないと指摘した。一部の分野での進展を認めたが、何よりも関税分野が大きな障壁になっていると説明した。

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