ソウルメトロは赤字拡大の理由に、65歳以上の無料輸送対象者の急増、乗り換え利用者の増加、莫大な施設投資費を挙げている。急速な高齢化により老年層人口が増え、無料で乗車できる65歳以上の高齢者は上半期に6088万人に及び、前年同期の6566万人に比べ433万人増加している。乗り換え関連での損失額も、バスとの相互無料乗り換え実績の増加に伴い赤字も拡大する構造的問題点のため、468億ウォンに達すると集計された。
ソウルメトロは、赤字の発生を避けられる適性料金は1237ウォンとしているが、世論は公共料金引き上げに否定的なため、料金引き上げは困難と思われる。ソウルメトロ関係者は、運賃引上げと政府による無料輸送費用支援が実現しなければ、ソウルメトロは毎年莫大な赤字を出す不渡り企業に転落すると主張している。
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