8日午後4時ごろ、ソウル・鍾閣駅の地下商店街で成分不明のガス漏れがあり、商店街店主や通行人ら33人が倒れ、病院に運ばれた。この事故の影響で、地下鉄1号線は鍾閣駅には停車せず通過しており、駅付近の交通も渋滞している。出動した警察と救急隊は、商店街から全員を非難させてから商店街に通じる地下道入り口を閉鎖するなど、事故の収拾に努めている。

 消防隊により病院に搬送された市民は、頭痛や吐き気、めまいなどの症状をみせているが、命に別状はないもよう。通報者は「事故の1時間前から頭が痛み始め、近くの店の人たちが倒れ始めた」と話している。

 警察と消防当局は、地下2階に設置された冷却装置が負荷を超えたために一酸化炭素が発生したのではないかとみて、詳しい事故原因を調査している。

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