中国政府関係機関の社会科学院による韓国古代史の解釈問題と関連し、与野党5党の院内代表は8日、この問題に超党派で対応する方針を固めた。与党開かれたウリ党の盧雄来(ノ・ウンレ)広報担当副代表と野党ハンナラ党の金姫廷(キム・ヒジョン)院内副代表が明らかにした。

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 与野党の院内代表は同日に国会で会談し、中国の歴史解釈に深い懸念と遺憾の意を示すとともに、国会統一外交通商委員会が採択した「中国の歴史歪曲(わいきょく)中断や是正を求める決議案」を積極的に支持する意向を表明した。6月の臨時国会で立ち上げられた「独島守護及び歴史歪曲対策特別委員会」を積極的に稼動させる方針も決めた。また、政府が中途半端な態度を取っていると指摘し、今後中国など外国による歴史解釈問題などに対し積極的に対応するよう強く求めた。

 会談に先立ち、ウリ党の金ハンギル院内代表は、「中国の歴史解釈問題は、国会レベルで与野党が一丸となって対応する必要がある」と述べた。ハンナラ党の金炯オ(キム・ヒョンオ)院内代表も、政府の消極的な態度を非難した上で、「統一外交通商委員会で関連決議案が採択されただけに、国会が積極的に対応すべき」と述べた。

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