現代製鉄の唐津工場を訪れた鄭夢九(右から2人目)=7日、ソウル(聯合)
現代製鉄の唐津工場を訪れた鄭夢九(右から2人目)=7日、ソウル(聯合)
現代・起亜自動車グループの鄭夢九(チョン・モング)会長が7日、一貫製鉄所の年内着工を前に忠清南道にある現代製鉄の唐津工場を訪問した。不正疑惑で検察の捜査を受けていた鄭会長の経営復帰後初の訪問先となる。今月中旬には現代自動車のインド工場を訪れる計画だ。

現代製鉄によると、鄭会長は工場を訪れた席で役員や従業員に、「今後建設される一貫製鉄所は、自動車産業の国際競争力に直結するもの」と強調し、トップレベルの自動車用鋼板を生産できるよう製鉄所の設計段階から細心の注意を払うことを要請した。

現代製鉄の唐津工場は昨年5月、年産180万トン規模のA熱延工場が商業生産を開始しており、来月からは年産200万トン規模のB熱延工場も生産に入る。現代ハイスコの冷延工場も先月から操業している。来月に現代製鉄のB熱延工場も生産を開始すれば唐津工場は年産700万トンの生産能力を備えることになる。現代製鉄はまた、年内に一貫製鉄所の建設作業に着手し2011年まで年産700万トン規模の一貫製鉄所を建設する方針だ。完工すれば、現代・起亜自動車グループは現代製鉄と現代ハイスコ、BNGスチールを合わせ2180万トンの鉄鋼材を生産する世界7位の鉄鋼メーカーに浮上する。


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