統一部の李鍾ソク(イ・ジョンソク)長官は7日の定例会見で、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の訪中説と関連し、具体的な情報は得ていないと前置きした上で「中国訪問が実現すれば実に肯定的」との考えを示した。

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 李長官は、北朝鮮問題は現在非常に困難な状況に陥っており、これを打開するためには「対話」という基本様式が活性化される必要があるとした。最も意味のある対話は首脳間の対話ではないかと強調した。

 南北当局間の会談再開の見通しについては、もう少し様子を見てさまざまな角度から判断すると話した。離散家族再会の問題に関しては統一部長官として申し訳なく感じるとしながらも、状況を考慮しながら適切に対処すると述べるにとどめた。

 北朝鮮の態度に変化を感じるかとの質問には、多角的に努力しているが現段階で報告するような内容はないと答え、具体的な成果を得ていないことを示唆した。北朝鮮の核実験やミサイルの追加発射の動き、金総書記の健康悪化説に関しても、具体的な情報がないことを明らかにした。

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