政府は牛海綿状脳症(BSE)の発生により2003年末から中断していた米国産牛肉の輸入を近く再開する方針を固めた。国会農林海洋水産委員会の関係者が聯合ニュースの取材に対し明らかにした。7日午前の国会で、米国産牛肉の輸出作業場点検結果が報告され、輸入再開方針についての言及があったという。輸入再開は今月中になるとの見方が有力だという。

 非公開で行われた報告で、農林部の朴弘綬(パク・ホンス)長官は、先月24日から4日間にわたり実施した現地調査により7か所の輸出作業場すべて問題はないとの結論を下した。5月の点検で適合判定を受けた29か所とともに一括で承認する予定だ。

 農林部は同日中に、専門家や生産者団体代表、政府関係者らによる協議を行い、輸出作業場の承認と輸入再開問題について最終的な決定を下す計画だ。

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