韓米FTA交渉、公正取引法など現行維持で一致

韓国と米国が自由貿易協定（FTA）第3回本交渉で、公正取引法など競争関連法と公正取引委員会など競争規制当局を現行のまま維持することで事実上の合意に達したことが分かった。韓国政府関係者が明らかにした。

　また、韓米FTA統合協定文に「外国企業と国内企業間の差別なく公正な競争環境を保障する競争法の執行を保障する」との規定を盛り込むことでも一致した。合わせて、両国がそれぞれ競争法を執行する過程で、証拠の提出、陳述機会の保障など、内外の企業に公正な手続きを保障し、競争法に関する自国のノウハウを相手国と相互交換することにした。このほか、両国の競争当局間の協力に関する規定も明文化することで歩み寄りを見せているという。

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