海外旅行費支出額、観光・留学費が大半占める

韓国銀行が6日に発表したところによると、年初から7月までに海外旅行費として海外で使用された外貨は100億9000万ドルに達した。このうち観光目的の一般旅行費が60億2000万ドル、留学・研修目的の経費が24億3000万ドルで大半を占め、ビジネス目的の業務用出張費は15億9000万ドルにとどまった。観光目的の一般旅行費は業務用出張費の4倍で、これに留学・研修目的の経費まで含めると業務用出張費の5．3倍に達する。

　一方、今年7月までに韓国を訪れた外国旅行者が使用した経費は合計30億6000万ドルで、このうち業務用出張費が13億3000万ドル、それ以外の経費が17億3000万ドルと、韓国人の海外旅行費に比べ大きな差が見られた。

　韓国銀行関係者は、国内の観光インフラは弱く、外国人の韓国訪問目的ではビジネスや公務など業務用の割合が相対的に大きいことを表していると説明した。

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