盧大統領は、朝鮮半島や北東アジアの平和繁栄政策について説明し、カラマンリス首相は北朝鮮の核問題が6カ国協議の枠組みで平和的に解決されるべきとの考えに共感を示した。核兵器など大量破壊兵器の不拡散や中東問題の平和的な解決などでも意見を同じくし、これらの問題の解決に努める意思を確認した。
盧大統領はカラマンリス首相に適切な時期に訪韓するよう要請した。また、会談後の記者会見で、「世界的な観光名所のエーゲ海開発ノウハウは、韓国の南西海岸開発事業の良い手本になる」と評価するとともに、同分野での経験を共有するため両国政府が緊密に協議していくことで合意したと明らかにした。
盧大統領は同日夕方、パプリアス大統領との歓談と歓送式を最後に3日間の訪問を終え、ルーマニアに向け出発する。
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