韓米自由貿易協定(FTA)第3回交渉が、韓国時間6日早朝から5日間にわたり米シアトルで行われる。初日は原産地・通関分野で交渉し、2日目は商品、農業、金融、サービス、投資、医薬品など14の分科会が開かれる。韓国側は金宗フン(キム・ジョンフン)首席代表をはじめとする26官庁と13国策機関所属の128人が出席する。対する米国側交渉団はカトラー首席代表を含む98人。

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 初日の交渉で韓国側は、部品と材料の60%以上が韓国製となる開城工業団地製品について、韓国製品として認めることを米国に要求する方針だが、米国は開城工業団地が北朝鮮内にあるため交渉対象にはなりえないとの考えを示すものと予想される。繊維分野の原産地認定方法や、米国内で生産される日本車の米国製認定問題などでも対立が予想される。

 一方、市民団体の韓米FTA阻止汎国民運動本部は、会員60人余りがシアトル現地で記者会見を開き、交渉反対を訴える計画だ。


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