韓国とギリシャは4日、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領とギリシャのパプリアス大統領が列席する中、海運分野の協力協定に署名した。これにより韓国の海運会社は今後、ギリシャの港湾施設使用などでギリシャの海運会社と同一の待遇を受けられるようになる。また東欧と黒海、アジアなどを結ぶ定期航路開設に向けた基盤も設けることになる。

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 海運協定は、海運会社の支社設立、港湾施設使用時の自国民待遇、船舶・船員関連の証明書の相互認定、海運収入の送金保証、船舶遭難時の保護、海運共同委員会の構成などを骨子とする。

 青瓦台(大統領府)の尹太瀛(ユン・テヨン)報道官は「協定締結を通じギリシャが韓国の海運会社の東地中海での活動を支援し、2007年に欧州連合(EU)加盟を控えたルーマニア、ブルガリアを含む欧州東南地域市場に対する物流輸送の足掛かりを設けられるものと期待される」と述べた。

 韓国はまた、観光先進国のギリシャと観光産業のノウハウと経験を共有するなど、観光分野での協力を増進する内容の協力協定も締結した。


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