証券先物取引所が4日に明らかにしたところによると、現代重工業系列の上場企業2社の株価時価総額は先月31日現在11兆2520億ウォンで、昨年末の7兆704億ウォンから59.1%と、高い上昇率を示した。10大グループ中最も高い数値。次いで高い伸びを示したのはSKグループ系列11社で、27兆8556億ウォンから36兆1702億ウォンと29.8%上昇した。

 一方、ハンファグループ系列5社の時価総額は4兆6084億ウォンから3兆6732億ウォンに20.2%下落したほか、横領など一連の不正疑惑で検察の捜査を受けている現代自動車グループも51兆253億ウォンから41兆3581億ウォンに、18.9%下落した。

 10大グループ系列の上場企業のうち最も高い株価上昇率を示したのはSKネットワークスで、昨年末の1株当たり1万5500ウォンから4万2300ウォンと、172.9%の上昇をみせた。次いでサムスンテックウィンが86.7%、SKCが72.8%、LGテレコムが64.9%の順だった。これに対し最も大きな下落幅を示したのは現代自動車グループ系列のエコプラスチックで、昨年末は1株当たり8250ウォンだったのが3820ウォンに53.7%下がった。新東亜火災自動車保険(マイナス47.3%)、グロービス(マイナス47.2%)も下げ幅が大きかった。

 10大グループ系列企業の全時価総額は、昨年末の306兆2000億ウォンから8月末現在は2.1%増の312兆8000億ウォンとなり、証券市場全体に占める割合も42.1%から42.9%に上昇した。


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