ウルトラモバイルパソコン市場をめぐる競争が激しくなる中、サムスン電子が価格を大幅に抑えた普及型製品を発表し、市場での主導権確保を狙っている。

 サムスン電子は4日、インテル、マイクロソフトと共同開発した普及型ウルトラモバイルパソコン「Q1B」を発売すると明らかにした。この製品は4月に発売された「Q1」と大きさや性能は同一だが、価格を30万ウォン以上引き下げ89万ウォンと手ごろな価格設定にしたのが特長。また、従来3時間ほどしかもたなかったバッテリーも60%以上多い5時間に拡大された。

 サムスン電子は早ければ来月にも地上波マルチメディア放送(DMB)、ブルートゥース、HSDPA(高速パケット伝送技術)などの使用が可能なアップグレード対応も発売する計画だ。

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