たばこの輸入が4年ぶりにプラスに転じた。
 関税庁が3日に明らかにしたところによると、7月までのたばこ輸入額は1億400万ドルで前年同期に比べ35.1%増えた。たばこ輸入額は2002年まで増え続けていたが、2003年から年平均22%減少していた。しかし、今年は国産原料の在庫が底を尽き価格が上昇したことから、割安な外国産原材料の使用量が増えたという。

 7月までのたばこの輸出も前年同期比38.9%多い1億6800万ドルに達した。ウォン高ドル安を踏まえた値上げや積極的なマーケティングによるものと分析される。

 国別のたばこの輸入は、フィリピン(27.5%)がトップで、オーストラリア(26.6%)、スイス(11.6%)の順だった。輸出先は、アラブ首長国連邦(40.2%)やイラン(12.1%)など中東地域が大半を占めるなか、ロシアも16.9%で輸出先2位に浮上した。

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